2011年総括。【訃報編】

なかけん。です。


前回に引き続き、2011年の統括です。
今回は、2011年に亡くなられた著名人を回顧します。
ここでは日本国内だけでなく海外も含めて取り上げて、重要な指導者や犯罪者も射殺などで死亡している事例もありますが、同様に取り上げます。
以下、敬称は略します。


《1月》
横澤彪(8日死去)
→テレビプロデューサー。元・フジテレビジョン(フジテレビ)所属。「オレたちひょうきん族」「森田一義アワー笑っていいとも!」生みの親。「ひょうきん懺悔室」神父役としても著名。
和田勉(14日死去)
→演出家、映画監督。元・日本放送協会(NHK)ディレクター。「竜馬がゆく」「天城越え」「阿修羅のごとく」など多くの番組を担当。
亜庭じゅん(21日死去)
漫画評論家。サークル「迷宮」メンバーで「コミックマーケット」や「まんが ギャラリー&マーケット」の生みの親。本名:松田茂樹
喜味こいし(23日死去)
→漫才師、俳優。夢路いとし・喜味こいしのツッコミ役として活躍。本名:篠原勲。

《2月》
ゲイリー・ムーア(6日死去)
→ギタリスト。元・シン・リジィ在籍。

《3月》
坂上二郎(10日死去)
→コメディアン、俳優、歌手。元・コント55号在籍。
氏家齊一郎(28日死去)
→実業家。日本テレビ放送網(日本テレビ)代表取締役会長。映画では「海がきこえる」から「崖の上のポニョ」までのスタジオジブリ作品の他、「犬夜叉」や「名探偵コナン」なども担当していた。

《4月》
出崎統(17日死去)
→アニメーション監督、演出家、脚本家、漫画家。元・虫プロダクション所属。「あしたのジョー」「エースをねらえ!」「ベルサイユのばら」「劇場版とっとこハム太郎」「AIR」「CLANNAD」など監督作多数。監督作品においては、止め絵や繰り返しショットなどを多用した出崎演出が特徴的。
松野秋鳴(18日死去)
ライトノベル作家。「青葉くんとウチュウ・ジン」や2010年秋にアニメ化された「えむえむっ!」の原作者。
田中好子(21日死去)
→アイドル歌手、女優。元・キャンディーズのメンバー。アニメ「おじゃる丸」のタナカヨシコ、「しゅごキャラ!」のスゥのモデル(「しゅごキャラ!」に出てくるあむのしゅごキャラの名前ラン、ミキ、スゥの元ネタがキャンディーズのメンバーの愛称)。愛称:スーちゃん、本名:小達好子。
宇野誠一郎(25日死去)
→作曲家、編曲家、作詞家。童謡ではアイアイを、アニメでは「ムーミン」「一休さん」「サザエさん」の主題歌を作曲。

《5月》
■ウサーマ・ビン・ラーディン(2日死去)
イスラム過激派テロリスト。アルカーイダの司令官。アメリカ同時多発テロ事件の首謀者。アメリカ軍による軍事作戦で、特殊部隊のNavy SEALsとDEVGRUによって殺害。
上原美優(12日死去)
→タレント、グラビアアイドル。プラチナムプロダクション所属。「貧乏アイドル」として著名でバラエティ番組などに多数出演。本名:藤崎睦美。
児玉清(16日死去)
→俳優、司会者。元・東宝所属。朝日放送パネルクイズ アタック25」司会者。俳優としては「ありがとう」「HERO」に出演。遺作は「龍馬伝」。本名:北川清。
中村光毅(16日死去)
→アニメーション美術監督メカニックデザイナーイラストレーター。元・東映動画(現:東映アニメーション)、虫プロダクション所属。「機動戦士ガンダム」「科学忍者隊ガッチャマン」「伝説巨神イデオン」「風の谷のナウシカ」など。遺作は東映アニメーション作品の「フレッシュプリキュア!」及び「映画 フレッシュプリキュア! おもちゃの国は秘密がいっぱい!?」。
長門裕之(21日死去)
→俳優。南田洋子(2009年10月21日死去)の夫。「太陽の季節」「激突」「なにわ忠臣蔵」などに出演。本名:加藤晃夫。

《6月》
川上とも子(9日死去)
→声優。「少女革命ウテナ」天上ウテナ役、「ヒカルの碁」進藤ヒカル役、「AIR神尾観鈴役、「ARIA」アテナ・グローリィ役、「ケロロ軍曹日向冬樹役などで知られる。病気療養当時、放映中だった「ケロロ軍曹」での日向冬樹役は桑島法子に受け継がれていた。
■柴田泰弘(23日死去)
→テロリスト、よど号グループ構成員。よど号ハイジャック事件後、朝鮮民主主義人民共和国に亡命。
セーラ・ロウエル(28日死去)
→ファッションモデル、タレント。元・Seventeen専属モデル。本名:石井セーラ。

《7月》
沢田泰司(17日死去)
→ミュージシャン。元・X JAPANLOUDNESSD.T.R在籍。別名:TAIJI実妹Sister MAYO。死去直前に航空機内の乗務員に暴行していた。
原田芳雄(19日死去)
→俳優、歌手。俳優座座員、タモリ電車クラブゴールド会員。「竜馬暗殺」などに出演。鉄道ファンとしてのイメージが強く、「森田一義アワー笑っていいとも!」「タモリ倶楽部」などに出演してタモリとともに鉄道ネタで盛り上がっていた。
エイミー・ワインハウス(23日死去)
→シンガーソングライター。アイランド・レコード所属。主な作品に「フランク」「バック・トゥ・ブラック」。本名:エイミー・ジェイド・ワインハウス。
小松左京(26日死去)
→SF作家。元・日本共産党在籍。「日本沈没」「復活の日」などの著者として著名。本名:小松実。
宮路武(29日死去)
ゲームクリエイター。元・アスキーゲームアーツ所属、ジー・モード代表取締役社長。「ガングリフォン」「グランディア」の生みの親。


《8月》

松田直樹(4日死去)
→サッカー選手。元・横浜・F・マリノス所属、サッカー日本代表松本山雅フットボールクラブ(松本山雅FC)所属。
滝口順平(29日死去)
→声優、ナレーター。「ヤッターマン」ドクロベー役、「ルパン三世」ミスターX役、「ぶらり途中下車の旅」ナレーションで知られる。本名:滝口幸平。

《9月》
久万俊二郎
→実業家。元・阪神電気鉄道社長及び会長、阪神タイガースオーナー。本名:久萬俊二郎。

《10月》
スティーブ・ジョブズ(5日死去)
→実業家。元・アップルCEO、ピクサーCEO、ウォルト・ディズニー・カンパニー役員。アップルの創業者の1人で、Apple ?の開発からMacintoshiPodiPhoneiPadといった多くの製品が生み出された。カリスマ性が高いことでも有名。
■ムアンマル・アル=カッザーフィー(20日死去)
リビア共和国の軍人、革命家、政治家、大リビア・アラブ社会主義人民ジャマーヒリーヤ国最高指導者。カダフィ大佐として知られる。1969年のリビア革命で政権を獲得してから42年間指揮し続けてきたが、内戦にて崩壊後旧政府軍との銃撃戦に巻き込まれて反カダフィ派部隊により殺害された。

《11月》
■黒沢良(9日死去)
→俳優、声優、ナレーター。元・NHK東京放送劇団所属。「原子力潜水艦シービュー号」ネルソン提督役の吹き替え、「地球の危機」艦長役の吹き替えなどで活躍し、リチャード・ベイスハート出演作品を多く吹き替える。アフレコ教室主宰時代には若本規夫らを輩出。本名:池田弘典。
■7代目立川談志(21日死去)
→落語家。落語立川流家元、元・参議院議員及び政務次官。元・自由民主党沖縄開発庁在籍。サイバー大学客員教授。本名:松岡克由。
だいすけ君(29日死去)
ラブラドール・レトリバーの雄犬。テレビ東京の「ペット大集合!ポチたま」やBSジャパンの「だいすけ君が行く!!ポチたま新ペットの旅」で旅犬として活躍。父はまさお君(2006年12月9日死去)。


《12月》

■荒木伸吾(1日死去)
→アニメーター。元・虫プロダクション所属、日本アニメーター・演出協会会員。虫プロダクションに所属する傍ら、東京ムービー(現:トムス・エンタテインメント)や東映動画(現:東映アニメーション)に参加していた。「ジャングル大帝」「あしたのジョー」「巨人の星」「キューティーハニー」「魔女っ子メグちゃん」「聖闘士星矢」などの作品で作画やキャラクターデザインを担当したことで著名。遺作は漫画作品「Sourire」、テレビアニメでの最後の参加作品は東映アニメーションの「リングにかけろ1 世界大会編」でキャラクターデザインを担当。
金正日(17日死去)
北朝鮮(朝鮮民主主義人民共和国)の政治家、軍人、国防委員長、朝鮮労働党総書記。1994年7月8日に死去した金日成の長男。


以上になります。