2011年総括。【時事編】

なかけん。です。
今回は、いくつかに分かれて、2011年を振り返ってみたいと思います。

自分にとっても、世相にとっても、本当に色々あった2011年。
1月から12月まで振り返ってみます。(主導者などの死去は【お悔やみ編】になりますので除外します)

1月…海に飛び込んで行方不明、新燃岳噴火、伊達直人
2月…大学入試カンニングニュージーランド/カンタベリー地震ニンテンドー3DS発売
3月…東日本大震災東京電力福島第一原子力発電所事故
4月…PlayStation Network障害、ウイリアム王子結婚、ユッケ
5月…イギリス国民投票
6月…NHK教育テレビEテレ
7月…なでしこジャパン優勝、地上デジタル放送完全移行/地上アナログ放送終了、中国高速鉄道事故、南スーダン共和国誕生
8月…菅直人首相→野田佳彦首相、東海テレビぴーかんテレビセシウムさん騒動、島田紳助引退
9月…台風被害
10月…iPhone 4S登場、ウォール街を占拠せよ(ウォール街デモ)、タイ王国洪水、ギリシャ危機、トルコ地震
11月…オリンパス粉飾決算横浜ベイスターズ→横浜DeNAベイスターズ
12月…皆既月食PlayStation Vita発売


元日しょっぱなから、海に飛び込んで行方不明という不吉なニュースから、既に今年はヤバイ年になりそうなんじゃないか…と嫌な予感がしましたが、その後はご覧の通り予想通りです。
地震津波に洪水に財政危機に改革に政権交代に…と、日本が、世界が変わった激動の1年でした。

災害では、特に3月11日の東日本大震災が大きいでしょう。
私は当時自宅にいたので無事でしたし被害は微小だったのですが、首都圏では帰宅困難者が続出し、千葉県や茨城県沿岸部では液状化現象が起こって東京ディズニーランドの駐車場も被害に遭っていましたが、親がかつて住んでいたという宮城県多賀城市津波に飲まれていました。
壊滅的な被害を受けた宮城県福島県岩手県の3県の映像をテレビで見て、衝撃を受けました。

そして今年は国や企業の体質が問われた年でもあり、国では、東日本大震災の対応に追われた日本国もそうですが、それ以上に中東諸国などでは市民による抗議で指導者が失脚するなど、これまでの体制が大転換する出来事が相次ぎました。
企業では、日本国内に限れば、今年は福島第一原子力発電所事故を起こした東京電力PlayStation Networkの接続障害で個人情報流出事件を起こしたソニーコンピュータエンタテインメント(SCE)、番組に不謹慎なテロップを挿入した東海テレビ放送(フジテレビジョン系列)、粉飾決算を起こしたオリンパス、井川会長(当時)の子会社などから借入と流用で問題になった大王製紙が話題に上がりました。
これまでは企業の製品や食品関係の不祥事が多かった気がしますが、今年は企業体質にフィーチャーした話題が多かった年でした。東海テレビ放送の件では、関西テレビ放送の「発掘!あるある大事典?」に続いてフジテレビ系列がまたやらかしてしまったという感じでした。
東京電力は下手したら潰れるのではないかとも思いますね…事故以降、街中で東京電力の車を見ると、ついお疲れ様ですと声をかけたくなります。擁護をするつもりではないですが。

テレビでは、地デジ完全移行に先駆けてNHK教育テレビが「Eテレ」と、まるで日本テレビ放送網の「日テレ」のような略し方に呼び名が変わり、7月24日を以て東日本大震災で被災した県を除く全ての都道府県で地上デジタル放送に移行されました。
余談になりますが、地上デジタル放送移行直前、地上アナログ放送最後の放送では各局最後のクロージングが流れましたが、関東では各局ともに現在のクロージングをそのまま流しただけという酷い有様だった中、日本テレビだけは「鳩の休日」で1972年〜1977年まで使用されていたカラー版N旧TV社章バージョンを使用し、最後に小さく「58年間ありがとうございました」というテロップを挿入するという粋な演出が図られた映像となりました。

ゲームでは、ニンテンドー3DSに於ける3Dの採用、PlayStation Vitaに於ける液晶&背面タッチ方式の採用など、これまでのゲームの遊びを再び覆すゲーム機が発売されました。
また、ニンテンドー3DSに於いては、売上不振から発売半年後に本体価格を1万円値下げするという前代未聞な措置が取られました。

スポーツでは、なでしこジャパンの優勝、横浜ベイスターズの球団名称変更(横浜DeNAベイスターズ)、読売ジャイアンツに於ける清武英利による渡邉恒雄告発問題といった話題が挙がりました。


他にもまだまだありますが、これらのように、2011年は各方面で大きな動向が相次ぎました。
2012年は一体どんな年になるのでしょうか…?