深夜アニメと全年齢アニメ。

なかけん。です。


深夜アニメと全年齢アニメは、根本的に異なります。
ただ、周囲は全年齢アニメは見ない、深夜アニメはそんなに見ないと極端になってきているのではないかと感じています。
深夜アニメと全年齢アニメ、メリットとデメリットとしては、以下の点が挙げられます。


深夜アニメは、1クールや2クール(12話か24話ちょっと)のアニメばかりなので、話数がそこまでなくて見やすいという反面、ハマったとしても継続的に作品を応援できない、放映終了したらすぐに別のアニメに乗り移って好きなキャラ(嫁)探しに奔走してしまう側面があります。
また、映像ソフトパッケージの販促要素が強く、「続きはDVD/Blu-rayで!!」とも言わんかのような、放送版における過剰とも言える規制が入ります。映像ソフトで規制解除されるということがまるまるわかってしまいます。(実際に提供に挙がっている企業としては、原作の書籍などを販売する出版社の他、ブシロードなどのコンテンツを展開する企業、ランティスポニーキャニオンアニプレックスなどといった音楽・映像ソフトを販売する企業があります。)
リアルタイムの視聴上のデメリットとしては、かなり遅い時間に放映されるアニメであるためにリアルタイム視聴することができないまま寝てしまうことが多々ある、TBSテレビやテレビ東京やUHF局で放映されるアニメの割合が多いため、特にネット局の少ないテレビ東京系やUHF局では、地方では視聴できないという点があり、正規の視聴方法としてはソフトのレンタル開始や発売まで待たなければならなくなります。
但し、近年ではニコニコ動画内のニコニコチャンネルにて公式に配信されるアニメが増えたため、上記のデメリットはかなり改善されたのではないかと思います。

その点、全年齢アニメは4クール以上(48話以上)のアニメが主流なので、継続的に作品を応援することができる、歴史がある作品に主演することで声優にとってはキャリアになる反面、玩具メーカーがスポンサーである関係上、本編での演出に制約が生じてしまって高年齢の視聴者にとっては、あまり楽しめないという点はあるのではないかと感じています。
ヌルい全年齢アニメを見るよりかは、過激な深夜アニメを見たほうがいい……気持ちは分かる気がします。
ただ、それでも面白いアニメはあるのに、全年齢アニメを見ないのは勿体無いなという気持ちもありますね。中には「カブトボーグ」や「ジュエルペット」のように、子供向けとは思えないアニメも存在しているので、それを知らない・見ていないのは子供向けアニメの今を知らな過ぎるのではないかと思いますね。
リアルタイムでの視聴上のデメリットとしては、休日朝に放映されるアニメが多いために、寝坊する人にとっては見ることができません。また、権利の関係上リアルタイムでのネット配信が行われないアニメが多い(ニコニコ動画では「プリティーリズム オーロラドリーム」など少数)ため、ネット上で正規で見る
方法が少ない点が挙げられます。


因みに、自分は深夜アニメ・全年齢アニメともに現在視聴しています。(前回の記事を参照してください。)
大学では、全年齢アニメに関して大体の友人が見ていないか、深夜アニメ主流であると回答していました。昔は見ていたという人でも、年齢が上がるに連れて深夜アニメのみにシフトしていくというのは、個人的にはわからなくもないです。まぁ、皆が皆ハマっていたらおかしいかもしれないですけどね。

…というわけで。
深夜アニメと全年齢アニメ論に関しては、今のところ此れ位でしょうか。
また思い出したら、記事にしようかと思います。