通り魔事件が難逃れ。

なかけん。です。


私がかねてから通っている繁華街が通り魔事件の現場になっていますが、その全てにおいて、事件当日にその場所に行く予定があったものの、結果として行かなかったために、難を逃れて続けています。


池袋通り魔殺人事件
1999年9月8日 11時40分発生
繁華街では新宿や渋谷や秋葉原の方が近く頻繁に行くため、池袋はあまり行かないようなところなのですが、通り魔事件が起こる前までは何度か足を運んだことがあり、主に三越池袋店(現・ヤマダ電機 LABI1 日本総本店)やサンシャインシティに行ったことがありました。
通り魔事件の起きた日はその場にいませんでしたが、それまで行ったことのある街が通り魔事件の現場となったということで、恐怖感を覚えました。
しかし、通り魔殺人事件を機に、「通り魔事件が起きたということは、怖い街なのではないか(街の治安が悪いのではないか)」というイメージから、かなりの間足を運ばなくなりました。
その後、2006年に当時の友達と一緒にカラオケに行ったことで、事件以来7年ぶりに行くことになり、2010年3月〜8月までには、サンシャインシティ内のサンシャイン国際水族館(現・サンシャイン水族館)でアルバイトすることになって、池袋がアルバイト先となりました。

秋葉原通り魔事件
2008年6月8日 12時30分発生
事件当日は日曜日で、私は毎週日曜日は教会に通っているのですが、いつも教会帰りに繁華街へ寄り道してストレスを発散することが殆どであるため、この日も帰りに秋葉原に寄って、美少女ゲームや美少女フィギュアを見てまわろうか、アニメショップを見てまわろうか…と予定を立てていました。
礼拝が終わってから暫く経った後に、母親によりこの事件の一報を知って、最初は疑ったのですが、母親に促されて帰宅することにしました。帰宅後にテレビをつけたら、どのチャンネルも事件のことが報じられており、母親が知らせていたことが事実であることを知って衝撃を受けました。
もし、このことを知らずに秋葉原に行っていたら、もし母親の忠告を無視して秋葉原に向かっていたら、確実に今こうして生きていないでしょう。
事件発生2日後の6月10日(火)の学校帰りに秋葉原に寄り、献花台に黙祷しました。
池袋の時と同様、慰霊碑などがないために風化されるのではないかと心配しています。
もちろん、事件後も秋葉原に通ってはいますが、現在でも中央通りで信号待ちをしている時に黙祷をして、自ら事件を風化させないようにしています。

新宿通り魔未遂事件
2011年1月17日 発生
池袋や秋葉原ほどは話題になっていませんでしたし、まだ未遂だったから良かったものの、もし実行されていたら新宿駅南口が大惨事になっていたかもしれないという事件でした。
その日は大学があり新宿には行きませんでしたが、秋葉原の時と同様、帰宅後にインターネットでのニュースを見てやはり衝撃を受けました。
秋葉原と同じく、新宿も東口に歩行者天国があるのでそちらが狙われるのではないかと思っていたのですが、少々意外でした。因みに、犯人の犯行の動機に関しては、秋葉原と同じでした。


このように、どれも直接現場に居合わせていなかったために自分は難を逃れていますが(行きそうになったのは秋葉原のみ)、通り魔事件はいつどこで起きるかわかりませんし、全く予想がつきません。
自分も頻繁に繁華街に行く身なので、いつ通り魔事件が起こってもおかしくないということで、ある程度覚悟してから(死を覚悟してから)行っています。

繁華街のみならず外出する時は、必ず親から「気をつけてね」と声をかけられますが、いつ何が起こるかわからないので、本当に気をつけねばなりませんね。