プリンスホテルの思い出。

なかけん。です。


泊まった経験はないですが、何度か行ったことのある、「プリンスホテル」。
打ち明けると、私のインターンシップ先は、実は「品川プリンスホテル」なのですが、これまで「お客様」の立場だった者が言わば「期間限定の見習い無賃ホテルマン」となるインターンシップ前に、お客様としての思い出を語ろうかなと思います。


私が初めてプリンスホテルに行ったのは、小学校5年生ぐらいの頃だったかと思います。
小学校のスキーの宿泊行事で「万座プリンスホテル」に行きました。
「万座プリンスホテル」に宿泊したことは覚えているのですが、どんなホテルだったかはあまり覚えていません…。
すいません。

2回目は、中学3年生頃。
品川プリンスホテル」に行きました。
ホテルなのに、水族館があったり、吉本興業の芸人が芸を披露する劇場があったり、館内にもボーリングやビリヤードがあったり…と、ただの「ホテル」という枠を超えて、ここだけで1日中楽しめるのではないかと思ったほどで、客層も子供連れのファミリー層からビジネスマンや中高年の方々まで、あらゆるお客様が来ていたことが印象的でした。
その時は母親の誕生日記念ということで家族と行って、ブッフェスタイルのレストラン「ハプナ」で食事しました。

3回目と4回目は、何れも、
グランドプリンスホテル赤坂(旧・赤坂プリンスホテル)」でした。
赤坂のTBS放送センターや赤坂サカス沿いにある商店街「一ツ木通り」を通り抜けて、高速道路が見えたところで右側に曲がると、すぐに新館が見えます。
3回目の時は、父親の誕生日ということで、40階にあったレストラン「ブルーガーデニア」で食事をしました。窓側の席だったのですが、その時に見た赤坂の夜景は今でも忘れていません。
4回目は、今年の2月3日…グランドプリンスホテル赤坂閉館直前の最後の探訪となったのですが、今度は家族ではなく自ら足を運び、1階にあるロビーラウンジ「マーブルスクエア」でデザートをとりました。
新館館内には、閉館に際して長年務めてきたホテルマンやシェフの御礼があったり、開業〜閉館までの思い出を振り返る写真(グランドプリンスホテル赤坂ホームページ内「グランドプリンスホテル赤坂 MEMORIES」にも掲載)が飾られてあったりして、館内を俯瞰しながら「これで最後」という思いを噛み締めながら食事しました。
その後、グランドプリンスホテル赤坂は今年の3月31日に営業終了し、東日本大震災で被災された方々に6月30日まで避難所として活用された後、新館の建物は7月から取り壊されています。(旧館は残存)


そして、通算5回目となった今回の「プリンスホテル」。
2回目となる「品川プリンスホテル」では、事前面談で館内を回った時に再び「ハプナ」の店内に入った時は思わず、「懐かしい」と口にしてしまいました。
当初、事前面談場所は「グランドプリンスホテル新高輪」と言われたのですが、「グランドプリンスホテル新高輪」に人事の方に言われた通りに行くと、急に「品川プリンスの方が雰囲気がわかりやすい」ということから、品川プリンスホテルインターンシップをやることになってしまいました。
プリンスホテル」自体、新宿の「ヒルトン東京」の次に慣れ親しんでいるホテルなので、まぁ大丈夫かと思います。中学3年生以来のことなので、ちょっと館内の記憶が朧気だったりしましたが、事前面談での館内を回って見てから、記憶が蘇りましたね。


さて、そんなこんなで、プリンスホテルの思い出はこれで語り尽くしたかと思います。
ホテルといっても、しょっちゅう行けるわけではなく数年に一度のペースなので、そんなに正確に思い起こせるものではないですね。
グランドプリンスホテル赤坂のホームページ内にある「赤プリメッセージ」に書かれてあるような思い出みたいなものは長くは語れることはできませんが、従業員の方々の対応が非常に親切な対応をしてくれたこと、前々から万座・品川・赤坂と行ってきてプリンスホテルに慣れ親しんでいるということもあるので、それが今回のインターンシップの応募につながったのではないかと思いますね。
何となくここにしようということもありますが、インターンシップ先については名前を見た瞬間、先述した記憶が思い出されたり、「ホテルマンになったらいいんじゃない」と母から言われたり、「お客様としてもてなされてきたので、ホテルマンとして一度働く立場に立ってみたい。体験してみたい。」という思いもありましたからね。
働いていくうちに現状や実態がわかってくると思いますが、アルバイトではなくインターンシップなので、途中で挫折せぬよう頑張っていきたいですね。