就職戦線異状「あり」。

なかけん。です。


ついに、2013年度卒業予定の大学生の就職活動が始まりました。
私も動き出さねばなりません。

今は、空前の就職難だとか、1999年以来の就職氷河期だと言われています。
就職氷河期世代では、内定を取れないことを時代のせいなのではないかと嘆いていた先輩方もいましたが、時代のせいではなく自分のせいなのかなって思います。

因みに記事はこんなタイトルですが、実は私、タイトル元になっている映画「就職戦線異状なし」(製作:フジテレビジョン・配給:東宝)を見たことがないんですよ。織田裕二さん主演で、撮影当時は空前の売り手市場とも言われていましたが、公開した1991年当時は既にバブルが崩壊しており、求人数が大幅に下落していたので、現実は劇中とは全く逆の状況になったそうです。
『なりたいものじゃなくて、なれるものを捜し始めたらもうオトナなんだよ…』
これはこの映画のキャッチコピーなのですが、なるほどと思いましたね。
また、この映画の公開日時が1991年6月22日ということで、その翌日が私の1歳の誕生日なんですね。
それを思うと、バブル景気真最中に生まれたんだなぁ、と……。


2年生の秋には、大学で先着限定の「就活準備特訓塾」を受講し、3年生の春までにかけて前期→SPI2対策講座→合宿→後期→特別編と殆ど出席しました。
残念ながら、特別編の最終回にはゼミの課題が立て込んでいて出席できませんでしたが、大学初の取り組みだったので1期生となり、積極的に出席したことで、キャリア支援課の方からは非常に褒められました。

大学3年生の6月からは、3年生全体を対象にした「就職ガイダンス」を受講したことで、「就活準備特訓塾」で学んだことを復習できる機会となりました。
マイナビリクナビは6月に登録して、ガイダンスの中や自宅でSPI2の模擬試験も何度か受けました。

8月上旬には、ホテルへのインターンシップを約2週間体験してきました。
インターンシップ中に現場での体験や社員の方にも色々と聞いて、ホテルの裏側を知ることにもなりましたが、貴重な経験となりました。
それと当時に、母から小学5年生の時に「あんたはホテルマンが向いているんじゃない?」と言われたのを思い出して、つらいこともありましたが、インターンシップを経てホテル業界への興味と志望を強めることとなり、母の言葉通り向いているのかなと感じることができました。


ただ、自分はホテル業界一手に絞るようなことはしません。
自分の興味ある業界は、もちろんまだいくつかあります。
一応、他に志望している業界としては、アニメ関連業界、レジャー業界(アミューズメント/テーマパーク)、放送業界を考えています。
興味を広げるきっかけになったのは、これまでの趣味だったり、幼い頃の体験だったり、プロジェクトゼミやインターゼミでの活動などを経て、それらの体験から色んな職種を受けてみようと自分は決めました。


これだけやっていても、まだまだ不安は募るばかりです。
就職活動って、「解なき葛藤」なのではないでしょうか。
企業が求める人物像はそれぞれ異なり、必ずしもいい大学を卒業した学生が就職するというわけでもなく、事前にこのような活動をした方が有利ということもありません。どんなに対策をしたって、それが無駄になってしまうこともあるのではないかと思います。
筆記試験が全くできなくとも、選考面接に進んで内定を取った先輩もいます。
企業の人事担当の方に喜んで貰おうと、いくら自分を繕っても見破られて落ちてしまったという話も聞きます。
自然体でいけばいいのか、それともきっちりとした方がいいのか…。


メディアの情報に振り回されて、不安に押し潰されそうになります。
就職活動に失敗して、自殺してしまうなんていうニュースも聞きました。
100社受けても受からずに、闇雲の中を彷徨い続けている先輩もいます。


就職活動って、本当にわからないと思いますね。
でも、絶対に諦めないで頑張っていきたいと思います!