2012年度のプリキュアは「スマイルプリキュア」に!!

なかけん。です。


来年度、2012年度(9年目)のプリキュアシリーズのタイトルが「スマイルプリキュア」に事実上確定しました。
タイトルの意味合いはまだ公式発表がないのでわかりませんが、このタイトルに決定されたというのは、以下の意味合いや設定があるのではないかと推測します。



1.被災者に、私達に笑顔を届ける!?

もしかしたら、東日本大震災の被災者に笑顔を届けるという意味もあるのではないでしょうか。
スマイルプリキュア」の本当の意味は、多分これにあるのではないかと思います。
東日本大震災を受けて、ネットが当たり前となっている時代に見直された人と人とのつながりはもちろんのこと、今年は「絆」や被災者を元気づける「笑顔」をキーワードにした企画や番組が多く生まれました。
そんな、東北地方で被災した子供たち、そして震災の影響で元気をなくした子供たちに向けて笑顔を届けるという意味合いを込めたのではないでしょうか。
その他にも、初代無印の「ふたりはプリキュア」が放送された当時、美墨なぎさ/キュアブラック雪城ほのか/キュアホワイトと同じ中学2年生だった私も、来年は大学4年生になって就活戦線の真っ只中。なかなか内定が取れそうにない、そんな辛い状況の中の私達にも、笑顔と希望を届けてくれる存在<プリキュア>でもあって欲しい…そう願っています。
被災者に、就職活動中に私達に、そして内向きで暗いムードになっている日本社会全体に笑顔を届け、日本経済に活力を与える…そのような意味で「スマイルプリキュア」なのではないでしょうか。

2.とことん笑いを追求するプリキュア!?
これまでのギャグとシリアスの割合を変更して、とことんギャグ方面に走っていくようなカオスアニメ的なプリキュア…という展開もありかもしれませんね。
他のアニメで言うと、「ギャラクシーエンジェル」や「人造昆虫カブトボーグV×V」や「探偵オペラ ミルキィホームズ」や「ジュエルペット サンシャイン」といったところでしょうか。
流石にカブトボーグは酷すぎますが、ミルキィホームズジュエルペットのような暴走気味なストーリー展開は、バンダイに怒られる可能性は大いにありますが、プリキュアでやってみてもいいのではないでしょうか。
フレッシュプリキュア!」からのプロデューサーが、それまで初代から務めていた鷲尾天氏から梅澤淳稔氏に交代していること、交代後にそれまで敬遠されてきた要素(水着や敵幹部がプリキュアに転身など)が大胆に取り入れられるなどといったことがなされ、シリーズ毎に変革を遂げて視聴者にサプライズを与えてきました。
それら梅澤プロデューサー時代のプリキュアの総決算として、カオス的な展開を多く含めるプリキュアにして視聴者(主に大きなお友達)のウケを狙うという意味合いとしても、タイトルに適っているのではないでしょうか。

3.タイトル通りのテーマをゴリ押しにする!?
初期のメインヒロインとなるのはこれまで通り2人で、1人はタイトル通りいつもニコニコ笑顔と元気印がチャームポイントの女の子、もう1人は何らかの理由(家庭の事情や本人のトラウマなど)で無口になってしまって笑顔を忘れてしまった女の子…とかでしょうか(容姿や表情は綾波レイとか長門有希のようなイメージ)。
もしくは、その女の子が敵側に転身してしまうという展開なんて設定なんかありそうですね。ただし、敵側に転身してしまって笑顔を忘れてしまっても、プリキュア達が正義の心を取り戻そうと懸命に説得し、「フレッシュプリキュア!」のように時には拳と拳で語り合いながら、再び笑顔を取り戻してプリキュアに再加入するという形もありそうです。


プリキュアシリーズは、毎シリーズ視聴者を驚かすような、時には衝撃的な展開をすることが見物となっていますし、毎年新しい要素をどんどん入れていってシリーズに新しい風を吹き込んでいます。。
これまでのテレビシリーズを振り返ると、
・追加戦士が増える(MH)
・敵側が改心する(SS)
・チーム制」(5)
・小動物が追加戦士になる(5GoGo!)
・敵幹部がプリキュア加入(フレッシュ)
・高校生プリキュア・敵側プリキュア・高齢者プリキュアの登場(ハートキャッチ)
・小学生&異世界出身プリキュアの登場(スイート)
となっています。
そうなってしまうと、後は思いつく限りの新展開を挙げるとなると、
・大学生プリキュアの登場
・正義のプリキュアが敵側プリキュアに寝返る
・小動物が『プリキュア』になる(ミルキィローズプリキュアではないため)
プリキュアを途中脱退する
・姉や妹がプリキュアに加入
といった感じでしょうか。
おジャ魔女どれみ」では、春風どれみの妹であるぽっぷも姉の姿を見ておジャ魔女になったので、そのような展開もありそうだなと思いますけどね。

ハートキャッチプリキュア!」では祖母がプリキュアだったので、今度は姉(大学生)がプリキュアという展開は見てみたいですね。月影ゆり/キュアムーンライトと同様、かつてプリキュアとして戦っていたが、アイテムに必要なパワーの枯渇と自身の体力の衰えでプリティでキュアキュアなイメージでなくなり、その影響で変身できる力が僅かに残っているのにも関わらず自らを閉ざしてしまって変身せず、いつしか全く変身不可能な状態にまで陥っていった…というような感じでしょうか。


まぁ、東映アニメーションから公式発表がなされるまで、どのようなストーリー展開になるのか、どのような声優陣がプリキュアに配されるのかなど全く予想ができませんが、こうしてタイトルからストーリーがある程度細かく予想できてしまうのは初めてなのではないかと思います。
とにかく、取り敢えず続報が出るまで待ちましょう。