いろんな『あかり』ちゃん。

なかけん。です。


そろそろ、「ゆるゆり」も最終回ですね。
後番組には「侵略!イカ娘」の2期である「侵略!?イカ娘」が放映されて、しかも「ゆるゆり」の最終回放映日である19日の21時には、ニコニコ生放送にて「ありがとう、ゆるゆり!こんにちは、イカ娘!\アッカリ〜ン/ガチンコ5番勝負でゲソ!」が放映されるので、もうwktkが止まりません。(笑)
「侵略!イカ娘」も「ゆるゆり」も、どっちもアニメにハマってアニメの影響で原作を購入した(「侵略!イカ娘」はアニメ放映直前に購入)ので、まさかこんな"俺得"なコラボレーションが実現するとは思ってもいなかったので、本当に楽しみです。


さて、「ゆるゆり」も最終回ということで、主役の赤座あかりちゃんも『主役』として有終の美を飾ってくれるでしょうという期待を込めて(以前も述べたと思いますが「ゆるゆり」のキャラクターの中では、赤座あかりちゃんが一番好きです。)、今回はそんな「あかりちゃん」に因んで、色んな「あかりちゃん」を紹介したいと思います。

キャラクター名としての、「あかり」ちゃん。
ゆるゆりの、赤座あかりちゃん。

ヒカルの碁の、藤崎あかりちゃん。

To Heartの、神岸あかりちゃん。

「ARIA」の、水無灯里ちゃん。

月華の剣士の、一条あかりちゃん。

「バトルアスリーテス 大運動会」の、神崎あかりちゃん。

ジュエルペット てぃんくる☆の、桜あかりちゃん。

デジモンクロスウォーズ」の、陽ノ本アカリちゃん。

大体のあかりちゃんで共通するのが、作中で不憫な扱いを受けていたり、物語が進むに連れて不憫な立場になったり、性格が引っ込み思案であったりするなど、名前とは対照的にネガティブな子が多いことです。

境遇などから不憫系な娘は、赤座さん・桜さん・神崎さん・藤崎さん・神岸さん・陽ノ本さんが共通します。
赤座さんは作中で空気扱いされたり「目立ちたい」と本人が願っていても、他のキャラクターに出番を邪魔されています。それでもめげませんが、優しくて良い子であることで慕われている面もあります。
桜さんは人間世界(レアレア界)の学校でクラスメイトから読者モデルの姉と比較されて蔑ろにされたり母に約束を破られたりしています。神崎さんも桜さん同様、母親と比較されて蔑ろにされています。
神岸さんは主人公に好意を寄せているものの主人公に気づかれません。藤崎さんも神岸さん同様、ヒカルに好意を寄せていてアプローチもかけているのにヒカル自身は気づいていません。
陽ノ本さんの場合は、後述するように根は明るいのですが、クロスハート内で唯一戦闘能力を持たないことを気にしていたり、デジタルワールドへ来たことで家族と離れ離れになったことなどから、不憫なキャラクターとしても位置づけられます。

引っ込み思案系な娘は、桜さん・神崎さんが共通します。
桜さんは上述した経緯から引っ込み思案になってしまいました。神崎さんは何かあるとすぐ落ち込んで、落ち込んだ時はダンボールで作った「あかりハウス」に逃げ込むことから、引っ込み思案であることが窺えます。
また、偶然にも両者とも落ち込んだ時の描写がシリアスにならず、デフォルメ化された表現になっているという点も驚きです。しかも、「バトルアスリーテス 大運動会」「ジュエルペット てぃんくる☆」どちらも、コメディとシリアスでストーリーのタッチの差が激しい(「バトルアスリーテス 大運動会」は比較的コメディ寄り、「ジュエルペット てぃんくる☆」は比較的シリアス寄り)という点も共通しています。

名前と合致して文字通り明るい性格な娘は、水無さん・一条さん・陽ノ本さんが共通します。
水無さんは天真爛漫な笑顔を振りまいて、初対面な相手でも親しげに話していて社交的です。一条さんも明るくて単純な性格です。陽ノ本さんは前述したように内面では不憫な面がありますが、基本は名前の通り明るさとノリの良さが持ち前のキャラクターです。


因みに、Wikipedia「あかり」「アカリ」と調べてみると、こんな意味が出てきました。
あかり」…人工衛星
アカリ」…シク教超自然的な力を意味する言葉。表記は「Akali」。
アカリ」党…インドのシク教系政党。
あかり」…ワカバの5枚目のシングル曲で、20代の女性ファンが自殺したことによって生まれた楽曲。内閣府『いのち支える(自殺対策)プロジェクト』キャンペーンソング。
あかり」…MONKEY MAJIKの8枚目のシングル。友情をテーマにした楽曲。メナード「ジュピエル」CMソング。
アカリ」…ダニの学名。表記は「Acari」。

人工衛星に超自然的な力という良い意味もあれば、ダニの学名までも「アカリ」とは…。(笑)


「あかり」って色んなキャラクターがいて、更に色んな意味もあるんだということがわかって、執筆している私も大変面白かったです。
pixivなどでは、このことを「名前系バラエティ」というそうですが、今後もこのような「名前系バラエティ」が今回の「あかり」のように沢山あれば、また記事を書いてみたいですね。(笑)