大学のゼミに入ったきっかけ。

なかけん。です。


子供の頃に好きだったという記憶が現在に繋がっていたり、子供の頃から現在まで好きなものを現在も何らかの形で活かしたり、続けたりということは、皆さんもあるかもしれません。

自分もそうなんです。
子供の頃から好きなものを研究できるということは素晴らしいことですし、
何らかのきっかけがないとゼミというのは続かないと考えています。
そこで、今回はちょっと内輪話になりますが、私は現在様々なゼミに入っているのですが、その大学のゼミに入ったきっかけについて話していきたいと思います。


その前に、そもそも、私の大学のゼミナールは、他の大学とは違って2年生から始まります。
ゼミ主体の大学を標榜しているので、1年生は基本的なことを必修で学んだ上で、その知識や経験や自分の興味とも照らし合わせて、様々なテーマを掲げる先生のゼミを選び所属していきます。これは、「ホームゼミ」といって、3年間ずっと所属し学んでいくゼミとなっています。

「ホームゼミ」とは別に、「プロジェクトゼミ(EXゼミ)」というものもあります。
これは、先生や企業とタイアップして遂行する特別なプロジェクトがある場合に開講するもので、「プロジェクトゼミ」は3年間ではなく、半年(単学期のみ)と通年(春・秋学期)で分かれています。

更に、ホームゼミに所属している学生を条件にしている「インターゼミ」というものもあります。
これは、普段は別々のキャンパスで学んでいる学部・大学院生と先生を交えて、いくつかの研究テーマに分かれて、年度末の論文作成のために特定のテーマについて研究していくゼミです。
インターゼミの研究テーマは毎年変わるそうですが、今年は「サービス・エンターテイメント(旧・ディズニー班)」「多摩学」「震災と日本創生」「アジア・ダイナミズム」という4つの班に分かれて活動しています。
その中で、私は「サービス・エンターテイメント班」に所属しています。

上記を踏まえた上で、何故私がそのゼミに所属しようと決めたのかというきっかけを話していきます。


【ホームゼミ】
ホームゼミは、ライフスタイルをメインとしたレジャーのゼミに所属しています。
自分は、レジャーを研究するという内容に興味を惹かれてということもありますが、どこかへ行くというのが好きだったり、家族で旅行をしたりしていたことを思い出して、そう言えばレジャーって何なんだろうと思い始めて、レジャーのゼミに所属するに至りました。

サンリオピューロランドゼミ】(プロジェクトゼミ)
サンリオピューロランドゼミとは、多摩センター駅近くにあるサンリオキャラクターをテーマんした、全天候型屋内テーマパークです。サンリオピューロランドは、子供の時には行ったことがあるけれども、東京ディズニーランドと違って中学生・高校生以上になると行かなくなるという欠点があるので、その原因とは何かというのを探った上で、高校生・大学生向けのイベントプログラムをサンリオピューロランドを運営しているサンリオエンターテイメントの方のご協力を仰ぎながら、学生主体で企画・運営していくというゼミです。
サンリオゼミは、元々ディズニーと同じようにサンリオキャラクターが好きだった、大元はプレイディアのゲーム「ハローキティ ゆめのくにだいぼうけん」がきっかけにして自然とサンリオキャラクターが好きになっていたという身でした。
しかし、小学4年生の時、妹のねだりで家族と一緒にサンリオピューロランドに行ったのですが、東京ディズニーランドとは違って、サンリオは好きなのにテーマパークは女の子っぽくて印象が薄いという記憶しか残らないまま、次第に遠ざかっていきました。
2005年に「おねがいマイメロディ」が放映されてからサンリオに対する考え方が変わり、更に2009年にサンリオがコミックマーケットの企業ブースに出展した時には驚愕しました。
昨年の「ジュエルペット てぃんくる☆」で「おねがいマイメロディ」以来5年ぶりにサンリオアニメに目覚めたことで、また放送開始時にサンリオゼミに所属しようと決めていたので、「大学にサンリオゼミがあるから、アニメと一緒にサンリオゼミも頑張っていこう!あかりちゃんみたいに1年間頑張っていこう!」となり、更にサンリオがコミックマーケットに出展したことでサンリオをオタクの目で見たら面白いのではないか、サンリオピューロランドゼミに自分が飛び込めばスパイスになるのではないかと思って、所属することになりました。
現在もサンリオピューロランドに所属していますし、もちろん「ジュエルペット サンシャイン」も視聴しています。

【メディア発信法】(プロジェクトゼミ)
メディア発信法とは、学生自らが番組を企画・制作するゼミです。
学生が自分自身の作りたい番組をまず企画書にまとめて、それからゼミ内で番組制作についての手法などを座学で学びながら、企画書に書き起こした番組についての意見や改善点を修正していき、ある程度纏めたところで各所に取材依頼をかけていきます。
取材先から許可が貰えたら、取材先に対しての質問項目を作成して実際に取材に行き、取材から戻ったら取材したことを文字に起こして、ナレーション文面も考えて構成表に書いていき、ナレーションを録音します。
インタビューとナレーションを含めて、ある程度の時間枠内(30分まで)に収めなければならないため、インタビュー部分に編集を加えて、番組は完成となります。企画書から時間をかけて練っていくので、取材になるのは学期最後の方になって、休暇期間中に編集して完成させ、その番組を構成表やレポートと一緒に先生に提出するという流れになっています。
今年度の春学期は受講者が増えたためにグループ制の形式に変更となってしまいましたが、昨年度は日本のアニメの現状をテーマに、春学期はアニメ制作会社の立場から虫プロダクションの方に、秋学期は振興する立場から文化庁の方にお話を伺いました。
そんなメディア発信法に入ったきっかけですが、高校時代から漠然と放送業界に興味を持っていて、将来は幼少の頃から見ている局であるフジテレビに入社したいと考えていました。しかし、目指していた大学に入れず悔しい思いをしたところ、ちょうどこのゼミを見つけて、放送業界には入れなくとも番組制作の基礎は学びたいという気持ちが強くなったというものです。

【サービス・エンターテイメント班】(インターゼミ)
サービス・エンターテイメント班では、昨年度ではディズニー班とアニメ聖地研究の2班にわかれていたことを受けて、どちらでもいけるのですが、自分は割とアニメ聖地研究の方を推していました。
ただ、ディズニーも根底では好きだし研究してみたいと思っていたのですが、殆どがディズニーに流れたので自分もディズニー班にすることにしました。
ディズニーは、幼少の頃からディズニーのアニメーション映画のビデオやキャラクターのぬいぐるみを持っていて現在もディズニー映画を鑑賞していること、何度もディズニーパーク(東京ディズニーランド&東京ディズニーシー)に家族と一緒に行ったこと、そして何より現在でも変わらずにディズニーが好きであることで、ずっと親しみがありました。
インターゼミでの応募段階では「研究したいことを書いてレポートを提出してください」とあったので、前述したディズニーが好きであることに加えて、大学2年生の時に水族館のアルバイトをやったことがあるので、それらを踏まえて総じて、もしインターゼミに入るなら私はアミューズメントやエンターテイメント分野を研究してみたいと書いて提出しました。


以上、これが自分がそれぞれのゼミに入ろうと思ったきっかけです。

何も動機がなくて何となく入った人は、すぐにやめたいと話してきます。
このゼミに何を求めていたのか、このゼミがそこまでつらかったのかはわかりませんが、本気で所属すると決めたなら最後までやり通すべきだと思います。
その点では、アルバイト(特にマクドナルド時代)は動機と矛盾してすぐに辞めてしまいましたが、それは自分と合わなかったりゼミが忙しくてこれ以上シフトが入れないということでしたけどね。
ただ、学業活動はアルバイトと違って簡単に辞めるわけにはいかないので、相当な覚悟と継続力が必要になりますし、対外的にも評価されることなので、しっかりやらなければという意識が強いですね。

それは、講義に関しても同じことで、例えわからなくても前に座って勉強しようとか、興味がある内容は尚更前に座って勉強しようという気になりますね。後ろの席に行ったことなんてあまりありません。
おかげで、講義やインターゼミの時なんかは学長や先生方から「君は真面目なオーラを出している」「ここまで前に座って熱心に授業を聞いている学生は稀だし、彼はよくできている。」なんて言われてしましたけどね。(笑)


皆さんも、講義やゼミは「真面目に」受けましょうね。(笑)