FNS27時間テレビ めちゃ×2デジッてるッ! -What A digital we are!- 笑顔になれなきゃテレビじゃないじゃ〜ん!!

なかけん。です。


今年の「FNS27時間テレビ」は、やはりナインティナイン矢部浩之さんの100kmマラソンが印象的だったでしょう。
TBS社屋前で給水しているところに香取慎吾さん扮する両津勘吉がTBS版「こち亀」や「サンデー・ジャポン」や夏サカスといったTBSの番組やイベントを堂々と宣伝する演出をしたり(実際は無許可ではなく、ちゃんとスタッフロールの協力にTBSがクレジットされていた)、深夜にはビートたけしさんがネタを仕込んだり、最後は岡村隆史さんのマジ泣きにもらい泣きし、矢部浩之さんが放送時間内に100kmマラソンを完走したということで、ナインティナインの2人の絆は本物であるということを見せつけられ、感動的なフィナーレを飾りました。
正直、特に今年は日本テレビの「24時間テレビ」より良かったのではないかと思いますし、島田紳助さんが司会でなくなった分、これまでの2回の島田時代を跳ね返すかのような結果になったのではないかと思います。
被災地の皆さんも、予想以上に活気に溢れていて、こちらも見ていて、被災地の方々の熱気に負けるわけにはいかないなと思いました。

さて、以前から何度も言っているように、今年の「27時間テレビ」は自分自身にとっては、1歳の時に視聴した「ひらけ!ポンキッキ」から数えてフジテレビ視聴20周年という節目の年にあたること、そして司会者も島田紳助さんからナインティナインに久々に交代したという2つの要素が相俟ったので、今まで以上に期待していました。
その分、結果として大いな有終な美を飾ることができたと思いましたし、また自分も番組から沢山の笑顔と感動をもらって、最後は矢部さんの語りと時を同じくして、今までの記憶が走馬灯のように蘇って思わず号泣してしまいました。
お台場に移転する前の河田町時代から総じて、やっぱりフジテレビっていいな、フジテレビを見続けて良かったなと心から染み染みと感じました。

では、27時間テレビ中に面白かったと思えたハプニングポイントを纏めます。



とんねるずのみなさんのおかげでした モジモジくん生で大激突SP】
アナログ放送最終日ということに因んで、アナログなゲームをやるということになり、「寿司ロシアンルーレット」「金だらいロシアンルーレット」「脳カベ」の3つのゲームで、とんねるず軍とめちゃイケ軍が対決。
ここでは、とんねるずが1980年代のデビュー当時を彷彿とさせる暴走ぷりを披露してくれました。
これまで、「オールナイトフジ」での事件(「一気!!」歌唱中に石橋貴明さんがカメラを倒した)が有名でしたが、これに次ぐような伝説を残してくれました。
石橋さんが命の湯に飛び込んで生野陽子アナと加藤綾子アナに抱きついたかと思えば、高橋真麻アナを何度も突いた木梨さんが消火器を噴射させるなど暴走して、それに対してめちゃイケメンバーは何もできなかったという結果になりました。


【中居・さんまの今夜も眠れない】
毎年恒例の「ラブメイト10」では、いつも通りですが、実はNHKの女子アナが2度もランクインしていたという事態が起こりました。
あとは、AV女優に生電話とか。
1位は、「ONE PIECE」から女帝ハンコック。さんまさんも好きなんですね。


【矢部100kmマラソン
《マラソン妨害》
「今夜も眠れない」の最中に、何度もマラソン中継が入りました。
何か妨害くるのかなと思ったら何と、たけしさんがキャラに扮して妨害してました。
2008年度と同様、期待を裏切らないたけしさん、最後は火薬田ドンに扮して「ま た 来 年 !」w
来年もよろしくお願いします。(笑)

《赤坂TBSが折り返し地点》
TBSの入り口が折り返し地点になっていました。
そこで、オールスター感謝祭のパロディが入ったり、香取がこち亀両さんに扮して応援にかけつけ、矢部さんと交際しているTBS青木アナが出演している「サンデー・ジャポン!」と絶叫。
フジテレビなのにTBSの番組や映画、イベント(夏サカス)までも宣伝してしまいました。
「無許可で宣伝しております」というのはネタで、ちゃんと最後に協力としてTBSがロゴでクレジットされていました。
こうした、他局も巻き込んでネタにするという演出は大好きなので、最高でしたね。(笑)

《最後のゴール、フジテレビへ》
岡村さんがフジテレビへと向かっている矢部さんを迎えにいって併走する中、実況の佐野アナが歩きながらついていく様子が映り、中居さんが「佐野、お前は映るな!絵に入るな!」と叫び続けました。
ネットでは、歩いてついてくるのは違和感があった、佐野アナはいらないなどの波紋を呼びました。


そんな感じで、直接的に見たのはこのぐらいです。
その他、「殿様のフェロモン」で、女性の股間の下にハケを装着した水車を回転させるという伝説の企画「ハケ水車」で、出演したAV女優に対して「性感帯は?」の問にクリトリスと答えるなど、放送コードギリギリのネタが炸裂していたようです。
残念ながら、直接は見られませんでしたが、後に動画で視聴しました。

やはり、生放送だからこそ、ハプニングがあってこその「FNSの日」であり、「27時間テレビ」であります。
年度によって完成度に差はあれど、今年は「笑いと感動」(一部笑顔になれないところがあって不満もありましたが)を届けてくれた27時間テレビだったのではないかと思います。